既婚者と恋愛をするときに考えてほしいこと【まとめ】
こんにちは、つららです。
今回のコラムは「既婚者との恋愛」をテーマに、既婚者と恋愛をするときに考えてほしいことをさまざまな角度からご紹介いたします。
どうぞ最後までお付き合いください。
- 目次
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1.既婚者を好きになるのは良い?悪い?
2.既婚者を好きになってしまう人の特徴
3.既婚者で恋愛をしてしまう人の特徴
4.既婚者と恋愛関係になってしまったときに考えてほしいこと
5.既婚者だけど恋愛をしたい・している人に考えてほしいこと
6.幸せな恋愛をするために今からできること
7.まとめ:胸を張れる恋愛を。
既婚者を好きになるのは良い?悪い?
まずは、既婚者を好きになってもいいのか考えていきましょう。
好きになる、という感情そのものは、相手が既婚者であっても悪い事ではありません。
ただ、世間では既に家庭をもっている異性と恋愛をしてしまうことは「不倫」と呼ばれ、タブーとされています。
「好きになるだけ」なのであれば、あなたの心の自由なので問題ありませんが、いずれその気持ちは「好きだからお付き合いをしたい」「恋愛関係に発展させたい」と、その先を欲してしまうでしょう。
「好き」を「憧れ」や「尊敬」へシフトチェンジさせることができれば、それが一番理想的です。
相手(既婚者)と恋愛関係になりたいときに考えてほしいこと
自分の理想ぴったりの相手が既婚者だったとき、諦められず、恋愛関係に発展させたいと思ってしまうのは仕方のないことです。
ですが、理解しなければならないのは、自分は事実上の「一番」にはなれないこと、相手が帰らなければいけない場所はあなたの元ではなく、「家庭」なんだということ、そのお相手と恋愛関係になったとしても「普通の恋愛関係であればできることはできない」ということです。
クリスマスなどのイベントごとも、二人で過ごせないことがほとんどでしょうし、堂々と手を繋いだり腕を組んでデートなども遠出をしなければできないでしょう。
既婚者との恋愛は「健全な恋愛関係」ではないのですから。
既婚者を好きになってしまう人の特徴
ここでは既婚者を好きになってしまう人の特徴を男女別にみていきましょう。
当てはまるものがあるか、じっくりご自身と向き合いながら読んでみて下さい。
女性の場合
- 自尊心が無い
- 両親からの愛が足りずに育った
- 自分に自信がない
- 女性としての自分の価値を見いだせていない
気づいたときには既婚者ばかりを好きになってしまう女性は、上記の特徴が当てはまるかと思います。
「既婚者と恋愛をする」、すなわち「不倫」がやってはいけないことだというのは、周知の事実ですが、それでも「やってはいけないこと」をせずにいられないのは、自信が無い為に自分を大切にすることができず、女性としての自身の価値を確立させることができていないからです。
また、幼少期に父親からの愛を十分に感じることができず育ってしまった場合、既婚男性の「父性」に惹かれ、恋をしてしまうこともあるのです。
男性の場合
- 男として魅力的だと思われたい(自信が無い)
- 母性に飢えている
- 「奪う」ことが好き
- 両親が不仲な家庭で育った
既婚者の女性を好きになる男性の特徴は、この4つが当てはまります。
家庭を持っている女性=ガードが固いと思っているので、そんなガードの固い女性を落とすことができれば「自分の男としての魅力があるのだ」と、自信に繋げようとするのです。
そして、子供を産み、妻としての役割を果たしている既婚女性は「母性」が溢れています。
あまり母性を感じることができず、両親が不仲な家庭で育ってしまった男性は「夫婦」というものがどんなものなのかも知らないので、たとえ相手が結婚していても「奪ってしまえばいい」という心理が働き、既婚女性を好きになってしまう傾向があるのです。
既婚者で恋愛をしてしまう人の特徴
では続いて、パートナー以外の異性を好きになってしまう既婚者の特徴を、男女別にいくつかご紹介します。
男性の場合
- 欲求不満を解消したい
- 家庭に自分の居場所がない
- 浮気性
例えばお子様がいて、奥様に夜の相手をしてもらえない男性だったり、自分は家族のためのお金を稼いでくるためだけの存在だ…と思っている男性は、心の拠り所を家庭内ではなく家庭外へ求める傾向があります。
その他に、結婚前、若い頃からの浮気性が直らない男性もいるので、もし既婚男性に関係を迫られたときは見極めが重要になってきます。
女性の場合
- 「女性」として扱われたい
- 刺激が欲しい
- 時間を持て余している
女性の場合、家庭に入り「妻」「母親」としての人生がスタートすることで、夫に「女性」として扱われなくなるケースが多くあります。
そうなると、ときめきや刺激がほしくなり、夫には秘密で違う男性と関係を持つという道に走りがちになります。
また、専業主婦の場合は、炊事・洗濯・掃除と、家事をすべてこなしても、慣れてくると時間が余ります。そんなとき自分が熱中できるものを探して、恋愛(浮気)にたどり着くことがあるのです。
共通して言えること
既婚者でパートナー以外の異性と恋愛をしてしまう背景には、様々な理由や事情があります。
上記では端的に分かりやすい心理を紹介しましたが、それ以外でももちろんあります。
男女で共通のものとしては、
- 家庭環境がよくない
- パートナーとうまくいっていない
という理由が挙げられるでしょう。
既婚者なのにパートナー以外の異性と恋愛をしてしまう理由や事情は、本当に様々です。
そもそも浮気性という理由なのであれば、性格の問題になってくるので、恋愛相手はあなただけではないのかもしれませんしね。
既婚者と恋愛関係になってしまったときに考えてほしいこと
ここからは既婚者と恋愛関係になってしまったときに考えてほしいことをお伝えしていきます。
まずは「遊び」として捉えられていないか見極めよう
既婚者と恋愛関係になってしまったとき、あなたは既婚者がその関係を「遊び」として捉えているのか、しっかりと見極める必要があります。
ただでさえ「既婚者との恋愛」は胸を張れることではないのですから、あなたはこれ以上傷つくことがないように、そして不必要に傷つく人たちが増えないようにするためにも、しっかりと考えなければならないのです。
それでは、既婚者があなたに対して「遊び」で恋愛をしているのか見分ける4つのポイントをご紹介します。
①「家庭」を理由に物事から逃げたがる
自分に都合が悪くなるとすぐに「僕(私)には家庭がある」と言って、あなたとの問題から逃げ出そうとする場合は、あなたよりも家庭が大事だと思っていることが多くあります。
何か行き詰まりや衝突がある度に家庭を理由に逃げてしまう相手は、あなたとの恋愛を「遊び」として捉えているでしょう。
②連絡の返事が遅い
ただの火遊び、刺激が欲しいだけの既婚者の最優先事項は「家族」と「安定」です。
自分が築き上げた「家庭」を失うリスクをおかしてまで、あなたからの連絡に返事をする必要がないのです。
相手にとって、あなたは「一番ではない」のですから。
③安心させようと「離婚する」という言葉を頻繁に口にする
小説やドラマで、不倫相手に対して「離婚するから」と頻繁に口に出す既婚者が、きちんと離婚しているシーンを、私は見たことがありません。
これはそういう小説やドラマだけに限ったことではなく、現実でも言えることなのです。
軽々しく「離婚するから」という人ほど、「言っておけばいいだろう」「これで納得するだろう」と、「とりあえず言っておこう精神」が働きます。
嘘をつくとき、何かをごまかすとき、その場を凌ぎたいときほど、そういった、確約ができない言葉をポンポンと出すのは、「後ろめたい行為」をしている人間の心理でもあるのです。
④体ばかり求めてくる
SEXしかしない、SEXが終わると「家族が待ってるから」と、すぐに帰ってしまうような既婚者は、あなたとの関係を、モヤモヤや性欲の捌け口としか見ていない可能性が高いです。
純粋に好きな相手であればSEX以外でも楽しめることがあります。一緒にゲームをしたり、映画をみたり、ドライブへ行ったり、お買い物をしたり。
相手があなたの体ばかりを求めてくるのであれば、それはただの「欲求不満の解消」でしかありません。
もし既婚者が本気だったとしても考えてほしいこと
あなたはいつまでも待つ必要はありません。自分の中で期限を決めて、その期限までに動きが何もなければ、辛いかもしれませんが、その相手とはお別れをしましょう。
いつまでも待ち続けて、本当だったらそこまで苦しい思いをしなくても幸せな恋愛ができたはずなのに取り逃がしてしまう…なんてこともあり得るのですから。
何度も言いますが、いくらお互いが本気で恋愛をしていると思っていても、相手が既婚者である以上その関係は褒められた関係ではありません。
相手にはきちんと、するべきことをしてもらわなければいけませんが、全てが片付いた後でも、あなたが幸せになれる保証はどこにもないのです。
だってあなたが好きな人は、家庭があるにも関わらず家庭外で恋愛関係を持ちたいと思ってしまうような人なのですから。
もし今後あなたと家庭を築いたとしても、うまくいかなくなったときは、あなたのときと同じように他の異性へ心の拠り所を求めてしまう可能性だって、否定できないのです。
既婚者だけど恋愛をしたい・している人に考えてほしいこと
次に、既婚者側の方へ向けて考えてほしいことをお伝えします。
本当に大切なものは何か
一番失いたくないものは何でしょうか。
パートナーとの夫婦生活に終止符を打つ気がないのであれば、あなたがしている行為、それはただの「浮気」、「不倫」です。
あなたを好きだと思ってくれている相手にも、あなたの帰りを待つご家族にも、とても失礼です。
双方に誠意ある行動ができないのであれば、今すぐにでも、守らなければならない「家庭」を選んでください。
あなたは契約を交わし、どんなことがあっても一生を共にするという約束の元、結婚をしたのですから。
もし、もう家庭に愛がないのであれば、できるだけ早い段階で、物事を進めていってください。
「何十年も待つわ」なんていうのは、ドラマや小説の中だけのお話です。いつまでも先が見えない関係だと感じたとき、人の心は少しずつ変わり始めます。
あなたの気持ちが本物なのであれば、少しずつでも、新たなスタートへ向けて動いてください。相手もそれを待っています。
そして、どうか、全ての「清算しなければならないこと」を清算しきった後で、新しい恋を始めるなり、待たせている相手を迎えにいってあげてください。
中途半端な関係は、たとえ「それでもいい」と言われたとしても、最終的には相手をただ傷つけてしまうだけなのですから。
本来、いかなる理由、事情があるにせよ、既婚者は家庭外での恋愛をするべきではないのです。
「結婚」は「契約」であり、「既婚者」となったあなたは、「契約」の元、パートナーと協力をして家庭を守らなければならない義務があります。
その「契約」を、「家庭がうまくいっていないから」、「本当は望んだ結婚ではなかった」、などといったことを理由にして自分勝手に反故にすることは許されません。
交わした「契約」を終わりにしたいのであれば、それ相応の覚悟と行動が必要です。
「自分は一番じゃなくてもいい」という相手の言葉に甘んじるのはやめましょう。
幸せな恋愛をするために今からできること
間違った道へ進む前に考え直そう
どれだけ素敵な異性があなたの目の前に存在していても、その人が既婚者だったのなら、後ろ髪を引かれるかもしれませんが、潔く身を退くことです。
道徳的にも、世間的にも、「既婚者と恋愛関係になる」ということは認められるものではありません。ドキドキして、感じたことのない刺激があったとしても、それは初めだけ。
そして、あなたがどんなに努力をしたところで、願ったところで、既に相手には築き上げた「家庭」と、裏切ってはいけない「パートナー」が存在するのです。それは変えられない事実です。
想像してみてください。あなたのお父さんが、お母さんが、自分の知らないところで、全く家族とは関係のない異性と愛し合っているところを。
耐えられますか?
私は耐えられません。「気持ち悪い」とすら感じてしまいます。
あなたはただ「人を好きになっただけ」と思うかもしれませんが、あなたが既婚者を「好きになっただけ」で傷つく人たちがいることを忘れないでください。
間違った道へ足を踏み入れる前に、あなたが本当にしたい恋愛はどんな恋愛なのかを考えましょう。
箇条書きにして書き出してみてもいいですし、頭の中で想像を膨らませるのも良いです。
その恋愛は後ろめたさを感じたり、肩身の狭い思いをしなければいけない恋愛でしょうか?
違いますよね。
あなたが胸を張って堂々と築ける関係を、私は応援したいのです。
素敵な人を探そう
恋愛関係でお互いにとってよりよい関係を築くための相手を探したいのであれば、私の経験ですとマッチングアプリがおすすめです。
マッチングアプリですと、先に自分の弱い面も伝えたうえで受け入れてくれる人とだけやり取りすることができるからです。
私もインターネットを介して何度か男性と恋愛をさせて頂きましたが、中には本当に繊細で優しい方もいらっしゃいました。私にとってその方との恋愛は素敵な思い出ですし、色々なことを勉強させてもらいました。
もしあなたの身近に既婚者しかいなかったり、既婚者しか魅力的な異性がいないのであれば、マッチングアプリを利用して、視野を広げてみませんか?
星の数ほど何とやら、とよく言いますが、身の回り以外にも本当にたくさんの素敵な人がいますよ。
そして、あなたのことをきちんと大事に思ってくれて、本当の意味で大切にしてくれる人と恋愛をすれば良いのです。
まとめ:胸を張れる恋愛を。
いかがでしたか?
くどいようですが、既婚者と恋愛をするということは「普通の恋愛関係であればできること」を我慢しなければなりません。
堂々と二人で街中を歩くこともできませんし、両親に紹介することだってできません。
夜中に一人で寂しくなっても、あなたの隣に相手はいません。呼ぶことすらできないでしょう。
それは本当にハッピーな恋愛と呼べるでしょうか? 本当にあなたが望んでいる恋愛でしょうか?
あなたがすでに、既婚者の相手と恋愛をしていて、「辛い…」と悩んでいるのであれば、自分にとっての本当の「幸せ」を冷静に考えましょう。現実を見ましょう。
今すぐに想いを断ち切れとまでは言いません。
でも苦しいのはあなたです。自分のことをもっと大切にしてあげてください。
相手があなたのことを本当に大切に思っていれば、そもそも不安でいっぱいの未来へ引きずり込むようなことはしないのですから。
あなたにはあなたにしかできない幸せな恋愛があります。
どんな時でもそれを諦めないでくださいね。
このコラムが、悩み迷っているあなたの参考にしてもらえたら幸いです。